I tried something new

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職員発!
まちとひとを
元気にした
プラスな提案

宇都宮市には、
広い視野から宇都宮市と宇都宮市民を
考えられる人材
がそろっています。
まちのため、ひとのために
様々な課題
にチャレンジし、
仮説を立て、施策を考えています。
職員発の提案で実施された事業、
また市独自の表彰制度を
受賞した事業
の一部を紹介します。

職員改善案の事例
建設部道路保全課管理調整グループ

市民通報システム
「宮ココ」の導入

課題

道路や河川の管理における

迅速な修繕による管理瑕疵の防止・職員の負担軽減

Before -市民通報システム導入前-
Case 01
職員が計画的なパトロールを実施して危険個所などの状況を把握
修繕を実施
Case 02
道路の穴や河川の護岸崩れなどを発見した市民から電話通報
現場確認
修繕を実施
Issue -解決-
電話による通報は受付処理に10分程度の時間、
状況把握のための現場確認が必要
1件当たり、多くの処理時間がかかっていた
市民の安全・安心の確保と早期に正確に把握できる方策と、職員の業務負担を軽減すべき
検討の
必要性

解決策

ICTの活用

市民のスマートフォンなどから、
いつでも損傷個所の画像や位置情報を手軽に通報できる「市民通報システム」を開発導入開始!

1,000万円以上/10年に経費削減効果、市民サービスの向上を図ることに成功した
After -市民通報システム導入後-

システム導入後の改善内容

素早く市民の安全・
安心な生活環境を確保

正確な情報をリアルタイムに取得
迅速な対応が可能
管理瑕疵の防止へ
現場確認や電話応対時間の削減
対応完了時間の短縮
費用の削減
「まちかど情報マップ」への追加機能導入であるためランニングコストは発生しない
現場確認時間の削減

全通報の約15%が
システム通報となる予想
【676件/年…1件2時間程度】

1,352時間削減
電話対応時間の削減

1件10分程度

112時間削減
電話
対応
672件削減
システム費用の圧縮
導入時の
システム構築費用のみ
660万円
(追加費用なし)
Goal -まとめ-

迅速な修繕対応が可能となり、管理瑕疵の防止につながる

既存システムの有効活用でランニングコストをゼロに

職員の業務負担の軽減

職員改善案の事例
市民まちづくり部市民課企画グループ

市民課窓口の
待ち状況配信

課題

来庁者の多い市民課窓口

市民の待ち時間を減らし、来庁の平準化による密の回避

Before -状況配信システム導入前-

転入や転出などの手続きを行う市民課窓口は、年度末などの繁忙期の待ち時間が特に⾧い

Issue -解決-
市民の待ち時間を減らすことが求められる
来庁の平準化による密回避が必要
検討の
必要性

解決策

①ICTの活用
窓口の待ち状況を、市民がスマートフォンやパソコンなどからリアルタイムで確認できるよ
うにインターネット配信する
②既存システムの活用
番号札にQRを付加することで、窓口を離れても呼び出しの順番の目安がわかる
After -状況配信システム導入後-

システム導入後の改善内容

窓口の混雑緩和

リアルタイムに配信
自宅に居ながら市民課の待ち状況が分かるように
市民の利便性向上
呼び出し目安の可視化
待ち時間の有効活用が可能に
導入経費を抑制
既存システムへの機能を追加
Goal -まとめ-

市民の待ち時間を減らし、来庁の平準化による密の回避が可能に
庁舎窓口の待ち状況の通年インターネット配信は、県内初※導入当初

表彰制度の事例
経済部都市魅力創造課魅力
創造グループMICE推進グループ

本市小学生のFIBA本部派遣と国際MICEの誘致

概要

FIBA3x3ワールドツアー宇都宮オープナーを契機とした

本市小学生3x3代表チームのFIBA本部派遣と国際MICE誘致

※FIBA(国際バスケットボール連盟)が主催する、3人制バスケットボールのクラブチーム世界No.1を決定するツアー形式の国際大会
(参考:https://www.city.utsunomiya.lg.jp/citypromotion/kanko/event/1031655.html

※MICE
企業等の会議(Meeting)・研修旅行等(Incentive Travel)、国際会議や学会等の大規模な会議 (Convention)、展示会・イベント等(Exhibition/Event)の頭文字を使った造語

Initiative-取り組み内容-
01
FIBAからの要請により、本市で開催する小学生3x3チームの大会「3x3ジュニアカップ」で優秀な成績を収めた本市代表チーム男女各1チームをFIBA本部にあるスイスに派遣

スイスで開催された「FIBA3x3ワールドツアーローザンヌマスターズ」の会場でスイス代表チームとの交流試合を実現

FIBA本部派遣

子どもたちに夢を与え、シビックプライドの醸成に寄与
※シビックプライド:地域や自治体に対する住民の誇りや愛着

02
2016年からFIBA3x3ワールドツアーを誘致・開催してきた関係を活かし、FIBA本部の3x3責任者と折衝し、アジア地域の3x3の大会主催者等を対象とした国際会議を誘致
本市におけるMICEの中核施設「ライトキューブ宇都宮」では初、本市全体では7年ぶりとなる国際MICEの開催を実現

国際MICEの誘致

本市における経済の活性化や都市ブランドの向上に寄与
Goal -まとめ-

「3x3のまち宇都宮」を国内はもとより海外にも広くPR

表彰制度の事例
総合政策部交通
政策課利用促進グループ

地域連携ICカード
「totra」と
運賃負担軽減策の導入

概要

NCCの形成やスーパースマートシティの推進につながる

地域連携ICカード
「totra」と運賃負担軽減策の導入

Initiative-取り組み内容-
01
▲実際のデザイン
JR東日本のSuica機能と地域独自サービス機能を2in1でまとめた「地域連携ICカード」の開発

全国初(※導入当初)となる地域連携ICカード「totra」を導入し、
約19万枚販売(令和6年9月末現在)

ICカードの
決済率約90%以上
(ライトライン)

都市拠点へのアクセス向上による外出機会の促進や健康寿命延伸
02
市内の路線バス1乗車あたりの運賃を最大400円とする上限運賃制度の導入
ライトラインーバスー地域内交通を乗り継ぐと、2乗車目の運賃から100〜200円割引される乗継割引制度の導入
「どこから乗っても、乗り継いでも、まちナカまで片道500円以内」の実現
市民・観光客の地域文化資源へのアクセス向上による観光振興
Goal -まとめ-

NCC(ネットワークコンパクトシティ)の形成で
スーパースマートシティへ、さらに前進!

表彰制度の事例
理財部税制課諸税証明グループ

宇都宮市版
ご当地ナンバープレート交付事業

概要

原付バイクをはじめ、宇都宮市で登録できるすべての車種に導入

ご当地ナンバープレートの交付

Start -開始-

市内の学生へデザイン作成を依頼

Initiative-取り組み内容-
市民によるウェブ投票で候補作品からデザインを決定し、最多得票作品のデザインを採用
贈呈式を開催し、市長からナンバープレートレプリカをデザイン制作者に贈呈
ご当地ナンバープレート交付開始
▲実際のデザイン

排気量に応じて変わるナンバープレートの色を全面に使用するのではなく、関係機関と調整しながら、他市にはない本市独自の仕様を取り入れた

Goal -まとめ-

納税意識の醸成や郷土への愛着、市外への魅力発信にも寄与

宇都宮市には、
職員自身が感じた課題に取り組み、
解決策を練り上げ、
実践できるチャンスがあります。
「より良い暮らしを市民に提供したい」
という思いを持つ職員は、
様々な課題を見出し、
施策へと発展させています。
宇都宮市役所には、そんな職員を表彰し、
さらにモチベーションを引きだす制度が
整備
されています。

表彰制度

職員のモチベーション向上と組織力の強化を図るため、職務内外を問わず、公務に近い活動における努力や貢献を称える表彰制度を設けています。

表彰制度とは…

職員の優れた実績を称えるため、所属長からの推薦に基づき、各部局で「at Home賞」を決定します。
特に優れた実績については、市長による「Best at Home賞」として表彰します。