先輩社員に聞く
FAQ

市役所の仕事について

やりがいを感じるのはどんな時ですか?

自分の担当業務が何かしらの形となった時です。

自分が手掛けた仕事が、市民のためになっていることが実感できた時です。

業務内容に対する理解が進み、少しでも自分で業務フローをアレンジしたり、効率的な方法を考えたりと、次につながるように仕事ができた時です。

大きなイベント開催に向けて、職員同士で協力して準備を進め、成功できた時です。

仕事をしていて大変だったことは?

限られた予算の中で、市への最大限の効果を考えながら、事業を企画立案していくことは大変だと感じます。ただ、大変である分、事業がうまくいった際のやりがいや達成感はとても大きいです。

どうしても急に対応しなければならないことが出てくるため、同時進行で急ぎの案件を処理しなければならなかったときが大変でした。

担当業務について上司や庁舎内外の関係者などに説明をする機会が多くありますが、相手に理解していただけるよう分かりやすく簡潔に、説明することに苦労しています。重要な点が十分に伝わらないことで意見の食い違いをおこしてしまうことがありました。
分かりやすい説明資料を作成し、説明の前にあらためて頭の中で重要なポイントを整理するなど工夫しながら仕事をしています。

入庁1年目で大変だったことは?

資格職が多い職場に事務職として配属されたため、一定の専門知識を付ける必要があったことです。(新卒)

知識がない中で、お客様を応対することは大変でしたが、周りの先輩職員が優しく教えてくれたので、あきらめずに頑張ることができました。(新卒)

入庁3カ月間は、庁内の各種システムや文書作成など、これまで経験したことがないものに触れる期間だったので慣れるまでは大変でした。先輩職員が日々サポートしてくれたおかげで、入庁半年経過したころには、基本的なシステム操作や文書作成、窓口業務は一通りこなせるようになりました。(前職あり)

1年間の業務スケジュールがなかなかつかめず、うまく段取りができず1年目を過ごしてしまっていたと思います。周りの人と同じ作業量なのに、慣れていないために、終わらない。なぜ周りがそんなに早く処理できるのか分からないが聞くのをためらうとさらに遅くなる。という悪循環なこともありました。(新卒)

民間との仕事の仕方の違い、業務進め方の違いが多々あり、市職員としての仕事のやり方に慣れるまでに色々苦労しました。(前職あり)

転職前は医療現場で仕事をしていたため、事務作業の多さに慣れるのが大変でした。(前職あり。保健師)

入庁する前後でギャップを感じたことはありますか?

入庁する前はお堅い仕事ばかりと思っていましたが、実際に働いてみると若手の意見も積極的に聞いていくれて、柔軟に事業を進めていくんだなと感じました。

若手職員が多く、活気に溢れた職場だったことにギャップを感じました。また、民間企業と比較し、有給休暇が取得しやすいことや(1時間単位から取得可能)、子育て中の職員が、子の看病などで急なお休みになった際に休みが取りやすい、職場の理解があるといったことにも良い意味でギャップを感じました。(前職あり)

市役所の仕事として抱いていたイメージ(主に窓口業務)はほんの一部であり、実際は非常に多岐にわたり、何かを生み出す創造的な仕事が多く、良い意味でギャップを感じました。

「公務員は定時で帰れる、仕事が楽」などのイメージがあったが、実際はそうではなく、休日、夜間(イベント、選挙、災害対応)などの業務もあったことです。

これまで仕事をしていて一番印象に残っているエピソードは?

自分の担当業務が全国的に注目され、様々なメディアや他自治体から多くの問合せをいただいたことは印象に残っています。

いちご一会とちぎ国体・とちぎ大会の準備部署に6年間在籍し、無事開催当日を迎えられたことが一番印象に残っています。

これといったエピソードはありませんが、忙しいときや大変な時こそ、所属の一体感が高まるのを感じると、良い職場で仕事ができていると実感します。

異動が多くて大変ではないか?

異動したては、覚えることが多く大変ですが、新たに知識が増えたり、新たな人脈を気づくことができるので、メリットが多いかなと思います。

全く異なる分野の部署に異動になるので、異動後は多くの新しいことを急いで身につける必要があり、分からないことも多く大変に感じることがあります。
一方で、業務内容は変わっても、市民への応対の仕方や、庁内での意思決定までの資料のつくり方など共通することもあり、今までの経験が土台になって、新たな分野を経験できるというのは貴重なことだと感じています。
また市役所として進めている取組について広く関わることができるため、私自身の視野も広がったと思います。

それぞれの所属で学びがあり、負担には感じていません。思っていたより、なんとかなります。

若手職員が新規事業等の提案を行う機会はありますか?

あります。若手の意見を積極的に取り入れています。また、自分の担当業務以外についても、「こう変えたらどうか?」「こういう制度があった方が良いのでは?」ということを提案できる「職員提案」という制度があります。

残業はどのくらいありますか?

配属先の部署により異なりますが、平均すると14.6時間/月(2023年度実績)です。
また、部署により繁忙時期が異なるため、残業が多い月、少ない月があります。

休日出勤はありますか?

あります。イベントや災害対応など、必要に応じて休日に勤務することもあります。なお、休日に勤務した場合は平日に振替をとることになっています。

自己研鑽について

業務を通して身に付いたスキルや成長できたと思う点は何ですか?

事業や制度を構築する際、行政の立場と市民の立場に立って、ものごとを考える必要があるので、物事を俯瞰的にみることができるようになったと思います。

異動後に、新しい所属の業務に順応するスピードが、その前の異動の時と比べて上がっている時に成長を感じます。

分かりやすく説明するための資料の作成方法や説明方法、業務のスケジュール管理能力などが身についたと思います。

市民の方や業者の方、職員など人とのやり取りが多いので調整力が身についたと思います。

宇都宮市役所で働くうえで必要だと思う能力は何ですか?

周囲の職員や市民の方と円滑なコミュニケーションが取れる能力だと思います。報告・連絡・相談が必須となるため、伝えたいことを上司や部下に分かりやすく説明し、説明された際に迅速かつ正確に理解する能力が必要だと思います。

「とりあえずやってみようという挑戦心」や「失敗したとしても、それを成長の糧と思える気持ちの強さ」が必要だと思います。

「考え方の柔軟性や適応力」だと思います。
異動に伴い、各組織において、様々な分野の知識や考え方があること、異動のたびに新しい仲間と仕事をすることになるので、柔軟に対応し、適応していく能力が必要です。また、市民や民間事業者など様々な人や様々な考え方を持った人たちと日々関わりながら仕事を行うため、その場の状況に応じて、臨機応変に対応できる適応力が必要です。

入庁前にしておくべきことはありますか?

アルバイト、サークル、部活、遊び、旅行、ボランティア、資格勉強など、とにかく色々な経験をして視野を広く持てると良いと思います。

学生の方は、今、目の前にある授業や、ゼミ活動に集中して取り組んでほしいです。目立つようなことでなくて良いと思うので、「自分はこれを継続してできた!」と言えるものがあると、社会人になって辛いことがあっても、その経験が支えになると思います。

友人などとたくさん時間を過ごしてください。学生時代の友人は、社会人になってからも、一緒にリフレッシュしたり、お酒を飲みながら仕事の愚痴をはなしあったりと大切な存在となります!

宇都宮市のイベントに参加したり宇都宮市の街を歩いたりと宇都宮市のことを沢山知っておくことは良いかなと思います。

職場風土について

職場はどんな雰囲気ですか?

同僚・上司に何でも相談しやすい雰囲気。プライベートのことも相談に乗ってもらえています。

医療現場に比べて、保健師や行政職は穏やかで優しい人が多い印象です。職場はコミュニケーションも取りやすく、働きやすい雰囲気です。(前職あり。保健師)

当然ながら、業務は真剣に行っていますが、時には職員間で冗談や雑談が飛び交うこともあり、良好なコミュニケーションをとれる職場だと思います。

部活動はありますか?

あります。サッカー部や剣道部など、様々な部活があります。また、同好会やサークルなどの活動を行っている人も多いです。

飲み会はありますか?

部署によって異なりますが、課室単位で行う「歓送迎会」や「暑気払い」、「忘年会」など、節目で行っている部署が多いと思います。

採用試験について

就活に向けて取った資格などはありますか?

特にありませんでした。業務で公用車を運転することがあるので、自動車免許は取っていた方が良いと思いました。

ないです。入庁後に秘書検定を取りましたが入庁前に取っていても良かったなと思っています。

ファイナンシャルプランナーの資格を取得しました。

民間企業ではなく、公務員を志望した決め手は何でしたか?

あらゆる分野で、自分の住んでいる地域に良い影響を与えたいなと思ったからです。自分の親や子供など大切な人が住み続ける宇都宮市を、これからもより良くしていきたいと思います。

宇都宮市内で定年まで働きたい、自分の携わった仕事の成果が日々の生活の中で実感できるといったことが決め手でした。

全て自社の利益のためという考えから離れたかったからです。(前職あり)

複数の職種を受験することはできますか?

日程が重なっていなければ受験することは可能です。
(例:3月募集開始のage22-29(技術職早期選抜枠)で土木職を受験
 ⇒4月募集開始のage22-29(一般行政職)を併願)

居住地や出身校などは試験結果に影響しますか?

影響しません。栃木県内に居住歴や通学歴がない方も採用されています。

その他について

宇都宮市役所に入庁してよかったと思うことは何ですか?

民間企業と比較してワークライフバランスが取れ、仕事と休日のメリハリが取りやすいこと、ライトラインを核とした新しい街づくりを進めており、全国から注目を受け宇都宮市職員として誇りを感じており、入庁して良かったと思います。(前職あり)

他の県内自治体と比べて、中核市であることから新たな事業や独自の規定を実施しやすいことです。

自分の住んでいる町の住みやすさの向上に携わり、それを身近に実感できることが良かった点です。

本庁舎以外の勤務地に配属になることはありますか?

あります。市役所本庁舎以外にも保健所や上下水道局、地区市民センターなどに配属されることもあります。

仕事とプライベート(育児や介護等)はどのように両立していますか?

メリハリをつける。業務時間内に終わらせられるように集中して業務を行い、残業が必要な場合でも、「今日は○時間まで」とリミットを設け、ダラダラと仕事をしないように心がけています。

フレックスタイム制度(試行実施中)や年次休暇をうまく活用し、習い事に連れていくなど子どもと過ごす時間を増やしたり、6月~10月に6日間取得できる夏季休暇を活用し、毎年、家族と旅行に出かけたりしています。

夫との協力体制と保育園や学童等活用できるものを利用しながら対応しています。

仕事の状況は家庭へ、プライベートの状況は職場に可能な範囲で伝えることで、双方の調整を図っています。

市外から通っている方もいますか?

います。なお、県外から通勤している人もいます。