新規採用職員研修
採用1年目には、配属先で担当業務を身に付けるとともに、新規採用職員研修を受講し、市職員として必要な知識やスキルを身に付けていただきます。
採用後、主任主事級への昇任まで(概ね10~20代)は「能力育成期」と位置づけ、2~3年ごとに複数の行政分野を経験します(ジョブローテーション)。
なお、毎年、「異動希望の有無」や「希望分野・部署」などを申告できる制度があります。
宇都宮市では、職員の目指すべき姿をより明確化し、全職員が共通認識のもと、中・長期的な視点から人材育成を計画的に推進していくための基本方針を定めており、目指すべき職員像「自律行動型職員」を育成するため、人材育成に取り組んでいます。
自律行動型職員
市長のリーダーシップのもと、総合計画に掲げる本市が目指す都市像の実現に向けて、職員一人ひとりが自らの使命を自覚し、市民の立場になって考え、課題を発掘し、自らの能力を最大限に発揮して課題を解決していく職員。
総括・専任までは、すべて昇任試験を行います。
主任到達後は、ジェネラリストである「総括」か、特定分野のスペシャリストである「専任」を選択のうえ、昇任試験を受験することができます。
採用~主事級能力育成期
ジョブローテーションにより多様な経験をさせ、行政の基礎的知識や基礎的能力を身につけます。
主任主事級能力開発期
適性や能力に応じた配置を行うとともに、複雑な業務を担当させ、高度な行政事務能力を身につけます。
主任~能力発揮期
一般職としては、完成した能力を保有し、高度かつ困難な業務を自主的かつ主導的に行います。
職員の自律的な能力開発を支援する職員研修を実施しています。
組織や職員のニーズを踏まえながら弾力的に研修科目を設定し、職員のキャリアや担当業務に応じた能力開発を促進・支援し、目指す職員像の実現に繋げます。
新規採用職員研修
採用1年目には、配属先で担当業務を身に付けるとともに、新規採用職員研修を受講し、市職員として必要な知識やスキルを身に付けていただきます。
OJT(On The Job Training)
サポーター制度
配属先で特定の指導者(先輩職員)を定め、職場内での業務を通じて、仕事をする上で必要な知識や技術、態度などを教えるほか、日常的な相談相手となることで、新規採用職員の円滑な業務取得を支援しています。なお、日々の業務で学んだことについて、所属で共有するなど、サポーターだけでなく、職場全体で育成するよう努めています。
その他職員の成長を支援する
取組み
政策形成研修
本市の現状の分析、課題の抽出、これを解決するための政策の立案や評価など、政策形成の手順を職位ごとに段階的に身につけます。
政策の立案の研修の中で、「餃子のまち」として宇都宮市をブランディングすることが提案され、餃子のまちとして有名になるきっかけとなりました。
派遣研修
高度な専門知識等の習得や視野拡大のため、海外や自治大学校、省庁等へ派遣します。
自己研修支援
オンラインによる学習(eラーニング)や資格取得(一級建築士)など、個人の能力開発を積極的に支援しています。
オンラインによる学習の講座数は6,000種類あり、幅広いニーズに対応しています。
講座カテゴリ:ビジネススキル、UI・UXデザイン、DX、PCスキル、英語・語学 など
その他の研修
市役所で仕事をする上で必要になるための能力を身に付けるための研修があります。
DX研修や情報セキュリティ研修、広報広聴研修、仕事の段取り力強化研修、ハラスメント防止研修 等