機械職 入庁15年目のインタビュー
利用者目線で愛着の持てる施設に
機械職
建築課
入庁15年目
キャリア
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大学
工学部
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1年目
環境部 廃棄物施設課
クリーンパーク茂原
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2年目~8年目
環境部 廃棄物施設課
東横田清掃工場 廃棄物処理施設の運営、維持管理
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9年目~
建設部 建築課
公共建築物における機械設備の新設や改修工事の設計、施工監理
就職の決め手
就職氷河期時代を経て、父と兄と同じ道を歩む
大学進学で一度県外へ出ましたが「やはり地元で働きたい」という思いが強く、Uターン就職を決めました。当時は就職氷河期で公務員人気が高かったこともありますが、何より元市職員の父と、公務員へ転職した兄の影響が大きかったです。「人のために働きたい」という私の性格と、情熱を持って働く父の背中が重なり、この道を選んで正解だったと感じています。
入庁後は、清掃工場などの環境施設に二度配属されました。最初は施設の維持管理を通じて「守る」大切さを学び、次の施設では、老朽化した工場の「解体・閉鎖」のプロジェクトに加わりました。長年市民生活を支えたインフラの役割を、安全に終わらせる業務です。現場にいた誰もが初めての経験で、試行錯誤しながらも技術者としての視野を大きく広げられました。
仕事内容
利用者目線で設計する。後輩たちの心地よさを追求
現在は建築課で、学校や庁舎など公共建築物の機械設備(空調や給排水など)の設計・施工監理を担当しています。業務比率はデスクワークでの図面作成が7割、現場監理が3割ほど。現場には自分が子どもの頃に利用していた施設も多く、特に母校の改修工事で、教頭先生になったかつての担任と再会できたときは、地元で働く喜びを感じました。
設計で最も重視しているのは「利用者ニーズ」です。例えば、学校のトイレを和式から洋式へ改修する際も、ただ交換するだけではありません。「小学生が使いやすいドアの向きは?狭くならないスペースにするには?」と細部まで検討します。教室のエアコン設置では、風が直接子どもたちに当たらないよう計算するなど、限られた予算の中で最高のパフォーマンスを引き出すことに尽力しています。
仕事の魅力
解決へ導く先輩の存在。業務改善への前向きさ
過去に一度、設計内容と現場の状況が食い違い、業者さんとの調整に行き詰まったことがありました。一人で抱え込み悩みましたが、先輩に相談すると、すぐに解決策を一緒に考え、上司への報告にも同行してくれました。困ったときに手を差し伸べてくれる先輩のありがたさを痛感した出来事であり、その姿勢は今の私の後輩指導の原点になっています。
また、役所は「前例踏襲」と思われがちですが、宇都宮市はちょっと違います。私は図面作成において「誰もが直感的にわかる書き方」を工夫して提案し、それが課内の新しいスタンダードとして採用されました。良い改善案はどんどん取り入れていく。そんな前向きな風土がここにはあると思います。
今後の目標
愛着を持って施設を管理する
入庁当初、清掃工場などの特定施設に常駐していた頃は、自分の足で施設の端から端まで歩き回り、「自分の担当」として深い愛着を持って管理していました。
現在は多数の施設を横断的に見ていますが、将来的には再び、ひとつの施設を主体的に、丁寧に守り育てるような業務にも携わりたいと考えています。そして変わらず、ワークライフバランスを大切にしながら、自らの技術で市民生活を支え続けていきたいです。
1日のスケジュール
スケジュール
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09:00
始業、メール・スケジュールの確認
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09:30
設計図書の作成、 図面の確認
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12:00
昼休憩
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13:00
工事現場で施工状況の確認、業者との打ち合わせ
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17:00
打ち合わせ内容のまとめ、資料の整理
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18:00
退勤



