土木職 入庁18年目のインタビュー
宇都宮で「街の基盤」を設計する。ライトラインの未来の最前線
土木職
LRT整備課
入庁18年目
キャリア
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高校
農業工学課
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1年目~4年目
建設部 河川課
河川工事の設計図書作成、施工管理
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5年目~8年目
上下水道局 下水道建設課
下水道工事の設計図書作成、施工管理
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9年目~15年目
上下水道局 下水道管理課
下水道の老朽管や雨水対策の計画策定業務
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16年目~
建設部 LRT整備課
駅西側のライトライン延伸に向けた検討
就職の決め手
未来を形作る「設計者」を目指す
高校では農業土木を学び、測量やコンクリートの基礎知識を習得しました。進路を考える中で強く抱いたのは、体力勝負の現場作業員としてではなく、図面を描く「設計」や「計画」の仕事に携わりたいという思いでした。
当時、高卒の技術職採用は枠が少なく、周囲からは心配もされました。それでも宇都宮市役所を選んだのは、河川・下水道・道路といった幅広いインフラ整備に携われること、そして公務員という安定した環境で長く技術を磨けることが最大の魅力だったからです。「市民生活の基盤を支え、未来を形作る」。ここなら、そんな設計者としてのキャリアが描けると確信しました。
仕事内容
複数の職種が連携して挑む、
ライトライン西側延伸プロジェクト
現在はLRT整備課の整備グループに所属し、土木・建築・機械・電気などの複数の職種で構成されたチームで、ライトラインの「西側延伸」という一大プロジェクトを推進しています。これは単にレールを敷くだけの工事ではありません。JR宇都宮駅周辺の高架橋の設計、道路地下に埋まる複雑なインフラの移設など、極めて高い技術が求められる工事ですが、大きなやりがいも伴います。
もちろん、最初から順風満帆だったわけではありません。入庁5年目の下水道工事では、事前の調査不足から市民の方にご心配をおかけしたこともあります。しかし、そうした「図面には描かれていないリスク」も、上司や先輩のサポート、そしてチームワークで乗り越えられました。技術力だけでなく、周囲とのコミュニケーション力も磨かれていく仕事だと思います。
仕事の魅力
内水ハザードマップの作成、ライトライン開業の節目
これまでの挑戦で特に印象深いのは、本市で初となる「内水ハザードマップ」の作成を担当したことです。災害から市民を守る「安心・安全」に直結する仕事で、生活の基盤を支える行政の技術職としての責任の重さを実感しました。
また、現在の部署への異動は、ちょうどライトラインが開業した年でした。実際に車両に乗ったとき、想像以上の静かさと乗り心地の良さに「先輩や同僚がこれをつくったんだ!」と鳥肌が立つような感動を覚えました。「当たり前の安全」を守る仕事と、ライトラインのような「新しい未来」をつくる仕事。この両方のダイナミズムを味わえるのは、宇都宮市の土木職ならではの特権です。
今後の目標
未経験分野への専門性を高める
ライトライン西側延伸プロジェクトは地下の埋設物の移設から規模の大きな橋の設計まで、複合的な技術が求められるインフラの総力戦です。 このミッションを通じて、さまざまな知識を習得していきたいです。
まだ経験のない上水道や道路などの分野の知識も貪欲に吸収し「どんな現場でも対応できる土木の専門性を磨く」ことが目標です。現場経験を積むごとにできることが増えて、自分の成長とまちの成長がリンクしていく。その手応えを日々感じています。
1日のスケジュール
スケジュール
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08:30
始業、グループミーティング
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09:00
資料作成
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10:00
事業者との打ち合わせ
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12:00
昼休憩
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13:00
庁内関係課との打ち合わせ
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15:00
資料整理・課内協議など
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17:15
退勤



