
土木職 入庁7年目のインタビュー
AI×水道管!最先端技術でインフラを守る
土木職
水道管理課
入庁7年目
キャリア
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大学
理工学部
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1年目~2年目
建設部 道路保全課
市民の生活に欠かせない道路の修繕工事の発注、倒木や道路の穴埋めなどの緊急対応、市民からの道路に関する要望の現地立ち合い業務
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3年目~7年目
上下水道局 水道管理課
配水管理センター水道管修繕工事の発注、水道管の漏水調査、水管橋や橋梁添架管の点検、AI管路劣化予測診断、人工衛星を活用した漏水解析、他企業工事の立ち合いや他工事における管路埋設位置の事前マーキング
就職の決め手
インフラ整備で地域貢献
大学では景観工学を専攻し、まちづくりや水環境分野など都市環境について幅広く学び、将来は社会のインフラ整備に貢献したいと考えていました。宇都宮市役所職員なら、幅広い分野の土木業務に携わることができて、公務員ならではの福利厚生も充実していることに魅力を感じました。また、人の役に立ちたい気持ちがあり、地元に貢献したい思いも強かったです。

仕事内容
今の状況も、未来の予測も
5年前に水道管理課に異動になり、水道管の維持修繕や漏水調査が主な仕事になりました。たとえば、水道管から水が漏れている場所を探し出して修繕したり、橋にかかっている水道管の点検や水道管の埋設位置のマーキングをしたり。マーキングによって水道管の位置を把握してもらうことで、将来的な道路の拡幅工事や他埋設管工事などでの水道管の損傷を未然に防止する目的があります。
以前は傷んだ道路の修繕や、市民からの道路に関する要望に対応していました。道路の舗装が剥がれていたり、穴が開いているといった場合には、現地に赴いて状況を確認し、必要な処置を施します。また、道路工事に関する住民への説明や調整などもして、工事の計画を立てていました。

仕事の魅力
AIやICTの技術をゼロから
導入
水道分野でもAIやICTを活用したデジタル技術の発展が目覚ましく、宇都宮市役所でも、AIで水道管路の劣化度を可視化する「AI管路劣化予測診断業務」や「人工衛星を活用した漏水解析業務」などを導入することになりました。その技術の運用に至るまでの情報収集や企画検討、実証実験、導入までを任せてもらったことは自分にとって大きな飛躍になりましたね。実際に導入し、大きな漏水を発見できて陥没などの二次被害を防ぐことができました。

今後の目標
先輩からも、
後輩からも頼られたい!!
まず、職場の人から頼りにされる職員になりたいと考えています。上司からも安心して仕事を任せてもらえ、後輩からも尊敬されるような存在を目指します。仕事については、どの分野に配属されるかわからないので、どの分野においても、物事を深く掘り下げて、様々な知識を習得し「その分野のことなら〇〇に聞けばわかる」と言われるような存在になりたいですね。


1日のスケジュール
スケジュール
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08:30
始業
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08:40
グループ内で1日のスケジュール共有、メール確認
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09:00
漏水調査委託業者と打ち合わせ、報告書の確認
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09:30
協議資料・県申請書類の作成、問い合わせ対応
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12:00
昼休憩
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13:00
漏水修繕工事現場立ち合い
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15:00
漏水調査報告箇所の現地確認2~3件
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17:00
帰所、スケジュール確認
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17:30
退勤